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zoom RSS Q95 どうして飲み残した薬の回収が必要なの?

<<   作成日時 : 2015/10/20 10:47   >>

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横浜市薬剤師会を中心とした370店が、横浜市内の家庭を対象に「家庭に残った
病院からの処方薬」の回収を始めるとの報道が先月末にありました。糖尿病患者が
自己注射に使った使用済み注射針の回収も併せて行われます。注射針が家庭ごみと
して出された場合、回収する作業員の方のケガにつながるという理由で、こちらは
他の地域でも薬局が処理を引き受けているケースがあるそうです。

病院からいただいたお薬は、保険診療であれば市販薬より経済的負担が軽く、また
効果が強いというイメージもあり、使い残しを保管してらっしゃる方も多いことで
しょう。しかし、症状が似たように思えても安易な自己判断で薬を使うのは危険。
保存状態による薬剤自体の変質やお子さまの誤飲事故など、心配な点は多くありま
す。特に、大人の解熱剤をインフルエンザ脳炎・脳症を起こした子どもに飲ませて
悪化する例は少なくないそうです。箱など包装自体に注意書きがある市販薬に比べ、
病院の薬は間違えて使ってしまいやすいもの。くれぐれも、他人に飲ませたり別の
機会に飲んだりはしないよう気をつけてください。

実際には費用がかかる、薬剤の焼却処分。今回なされた無料回収の提案は、薬局の
薬剤師が個別に家庭を訪問するきっかけとなります。薬に関する質問や相談が更に
気軽にできるようになるといいなと思いますし、普段、何をしているのか身近では
感じにくい薬剤師という職業への理解にもつながってほしいですね。

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