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zoom RSS Q94 薬ってどのくらい飲むと「依存症」になるのですか?

<<   作成日時 : 2015/10/20 10:46   >>

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「薬物依存」という言葉は、専門用語として以外にも使われることがありますね。
特殊な薬物でなくても、長期に漫然と大量を使ったりすることで心身が薬物に依存
状態を生じることは確かにあります。バックナンバー(2002年、46号など)
にもありますが、薬の作用に身体が慣れてしまって、例えば突然やめたときに体調
を崩してしまう可能性が出てくるわけです。

そうした作用の強さは薬剤ごとに違いますし、また個人の身体の感受性によっても
現れ方が違います。「漫然と」「過量を」使わないのが、どんなときもポイント。

薬物依存には身体的・精神的の2つの面があり、治療が難しいのは後者のほうです。
タバコ・アルコールなどの嗜好品がわかりやすいでしょうか。純粋に身体依存だけ
であれば、代替薬物で作用の弱いものに変えたり、量を減らしていくなどで時間を
かけると中止は難しくありません。例えば、本当に禁酒が必要な場合、専門の医療
機関で“嫌酒薬”といって人工的に二日酔い状態を持続させるクスリを使って止め
させることがあります。精神的依存が強い薬物ではひと工夫が必要なのです。

『習慣性薬物』として乱用が禁止されている薬物は、心と身体の両面に強い依存性
があり、中止が極めて困難とされています。また、その薬物が一定濃度で常に体内
に存在しないと現れる症状(いわゆる「禁断症状」)も重大で生命にかかわる場合
が少なくありません。次世代に影響を残す危険性も指摘されています。

近年、青少年期の安易な薬物使用が問題となっていますね。治療用の薬剤も含め、
クスリは本来、身体の非常事態のときだけ力を貸してもらうべきもの。脳をはじめ
とした重要な身体器官や精神的発達のピークにある時期、食事や運動などの基本的
な生活習慣を確立して、元気な毎日を満喫できるような環境を整えてあげるのが、
まわりのおとなたちの役割ですよね。

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