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zoom RSS Q86 風邪薬の種類があり過ぎて…どれを使えばいいんでしょうか?

<<   作成日時 : 2010/04/25 07:01   >>

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新型肺炎やインフルエンザの流行が心配されていますが、最近の傾向として、一般
的な咳・のどの痛みに発熱という風邪と、胃腸症状を主とする風邪…のようにタイ
プの違うものがシーズン内で併行する場合が多いようですね。

風邪薬選びに迷ったら、辛い症状を中心として薬剤師に探してもらいましょう。薬
のパッケージでは、一番上の左側に大きな字で書いてある症状に注目します。最も
効果がよく出るよう、配合成分の割合が高くなっているためです。

ひとまとめにした症状が『同じグループ』、つまり同成分の薬で対応が可能なもの
です。

●くしゃみ・鼻水・寒気…ひき始めに限り「葛根湯」。抗ヒスタミン薬が多いもの
が効果的です。熱が出る前であれば鼻炎や花粉症の薬だけでもOK。このタイプは
早めに暖かくして休むのが何よりも大前提!こじらせずに済みます。

●のどの痛み・発熱・頭痛…解熱鎮痛薬と呼ばれる成分が多く配合されているもの。
風邪のウイルスがやや深く入り込んで炎症を起こしていることが多いので、消化の
よいもので栄養と水分の補給を心がけてください。乾燥し過ぎを避け、症状が軽く
なっても外出時にはマスクを忘れずに。回復には時間を要するパターンです。

●咳・痰がからむ・のどが気になる…やはり咳を中心に効能をうたった風邪薬を。
長引くなら「麦門冬湯」がオススメです。持ち運びは難しいですが、こじらせた咳
で苦しい場合には咳止めシロップもいいでしょう。うがい薬やスプレー・のど飴を
併用する必要があることも。

●嘔吐・下痢・吐き気・食欲不振…使い慣れた胃薬(胃粘膜を保護するタイプ)か
「柴胡桂枝湯」を温かい白湯で。空腹時に飲んで構いません。食欲が出てくるまで
食事は無理に摂らず、水分補給と保温に気をつけましょう。特に小さいお子さんや
お年寄りでの脱水症状には注意しなければなりません。

リンゴなどの果物をすりおろしたもの、生姜湯(少量の生姜すりおろし+ハチミツ
や水飴+あれば葛粉や片栗粉を加え熱湯を注ぐ)、番茶など、刺激の少ない温かい
飲み物で水分補給するのは、どのタイプにも有効です。寒気を感じたら、熱が出る
サイン。部屋を暖かく衣類も重ねて水分を多く摂り、汗が出るようにします。

逆に身体が火照ったりのぼせたり、節々が痛むときには衣服をゆるめて、冷えない
程度に涼しく過ごす工夫を。昔ながらの氷枕や、冷たい水で絞ったタオルであれば
冷やしすぎる心配がありません。38度5分以上の高熱が2日以上続く・発熱症状
が早期に出て関節の痛みが強いなら、迷わず病院で診察を受けましょう。インフル
エンザの可能性が高く、早期であるほど治療薬がよく効きます。

口当たりがいいからと、冷えた飲食物ばかり長期にわたって摂り続けると胃腸の働
きが弱ってしまい、こじらせやすくなります。最低限、お腹と腰まわり(消化吸収
と腎排泄)だけは保温できるようにしましょうね。

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